一つは世界で2番目にスポーツ人口が多いクリケット
アクティブなオーストラリア人だから
スポーツはみな好きですが
特にラグビー、クリケットとAFL(オーストラリアンフットボール)
があります。
ラグビーは日本でもたくさんチームもありますのでここでの
説明は省くとして…
日本ではほとんど馴染みがないのがまずは
クリケット
これはよく言われるのが
あ~あの網みたいなのがついてるやつ?って言われるのですが
それはラクロスというスポーツで
クリケットとは全く別物です。
なぜでしょうか?今まで何度言われたことか。
日本ではなじみのないスポーツ、クリケット。
しかし元々イギリスから始まったスポーツで
(16世紀前半~)
サッカーに次いで世界で2番目に競技人口が多いとか。
イギリスの植民地だった国はほとんどありますね。
そんなわけでここオーストラリアでも人気のスポーツです。
クリケットは世界中で大人気 100以上の国で行われています
日本でもいくつかの大学にチームや同好会があるようです。
正式な試合では5日間にも及ぶ対戦で勝敗を決めます。
点数だって半端ない…数百点入るのが普通で、
両キャプテンがすべて考えて試合を作っていきます。
監督はいません。
スタイルは野球と少し似たところがあります。
2チーム、それぞれ11人で構成されていてボーラー(ピッチャー)が
走りながらワンバウンドで投げるボールを
バッツマン(バッター)が打つのです。
バッツマンは後ろにある3本の棒の上に置いてある
ベィルズと言われるものをボールなどが当たらないように守りながら
自分もヒットさせてボールを飛ばします。
クリケットバットは打つ部分が平たくなっていて
結構重たいです。
投球スタイルは独特で
肘を伸ばさなければなりません。
野球の投球をイメージすると不思議な投げ方ですが
それでいて150~160キロだすボーラーもいるのです。
手は大丈夫?
何よりびっくりなのはフィールド(グラウンド)で守っている人たちは
皆、素手です。ボールは野球の硬式ボールと同じくらい固いので
まともに当たったらケガしそうですが…素手で取ります。
ウイケットキーパー(キャッチャー)だけがグローブを着けています。
()内は野球に例えてみました。
試合中もティータイムがあり優雅な雰囲気もあることから
紳士のスポーツと言われてきました。
そもそも、イギリスの上流階級が始めたそうです。
試合なのに相手を称える
相手のバッツマンが6点をとったりいいショット(バッティング)
をした時など、敵味方関係なく観客は拍手を送ります。
また、個人が100点を超える点数と取った時なども
同様です。
初めて見たときは結構驚きました。
5日間かけて試合する!
ゲームのほうは1日6時間×5日間なのでするほうも大変でしょうが
見るほうも然りです。なのでそれぞれ楽しみながら観戦します。
観客席のある一部分に芝生があり、子供たちはここでクリケットを
しながら途中で見たり、また別の芝生ではピクニックのようにサンドイッチを広げたりする家族がいたりです。
クリケットは野球と同じく夏の競技です。
夏はクリケット、冬はフットボールと一年を通して
特に男性はスポーツの話題が多いですね。
子供たちのスポーツチームもシーズンごとに分かれているので
息子も冬はフットボール、
夏はクリケットチームで頑張っていました。
日本に来たとき、両方できない
例えばサッカーと野球を両方できないところで夫ともめましたね…